投資性の強い預金・保険等に関する規制強化 

現在、日本の金融市場では実にさまざまな種類の金融商品が販売されていますが、それは金融分野の規制緩和が大きな影響を与えていることが一因となっています。そのことは通称「金融ビックバン」ともいわれていますが、それが進められた結果として金融市場には従来には存在していなかった種類の金融商品が出回るようになっています。
それまでの金融商品としては低リスク・低リターンである預貯金が一般的な金融商品でしたが、「金融ビックバン」によって現在では高リスク・高リターンな投資性の高い金融商品も数多く販売されるようになっています。
誰しも自分の資産を運用する際には少しでも収益を上げたいと思うのは当然のことですが、何の知識も持っていない高リスク・高リターンの金融商品を購入してしまうのはとても危険な行動です。いくら金融商品取引業者からおいしい話を持ちかけられたからといって、それを鵜呑みにしてしまうのは非常に危険なことです。最悪の場合には、大切な資産を大幅に減らしてしまうかもしれないからです。
「金融ビックバン」によって新しい金融商品が販売されるようになったのに合わせて、金融商品の取引に関しての規制を定めた「金融商品取引法」がつくられることになりました。この法律では金融市場の公正化と金融市場の利用者保護を目的としています。